同窓会の発足など
同窓会の始まりは、検査技師養成科の2期生(42名)が卒業した昭和43年に1期生8名に参加頂き発足した。2期生「太田吉男氏(日本医大)」を初代同窓会長とし、東京近郊の卒業生を中心に役員が選出され発足した。
昭和46年度に検査技師養成科2期生「椎津 稔(国立大蔵病院)」が第2代同窓会長に就任し、平成26度まで同窓会長を務めた。この間に、診療放射線技術学科、医療管理秘書科、環境科学科等の発足があり、各科が一緒になった東洋公衆衛生学院同窓会となった。(学院発足と同時に看護科もできたが卒業生も少なく看護科は同窓会に入っていない)
平成27年度からは、長期に副会長を務めた「小野寺浩幸氏(日本大学病院放射線部)」が第3代会長に就任した。
主な同窓会活動の歴史
1 各年度同窓会定期総会および役員会開催
- 1 総会
- 毎年度末3月最終土曜日を同窓会定期総会と決め、開催してきた。前年度経過上告、会計監査報告、次年度事業方針、その他の提出議題等で構成してきた。総会終了後には、各科合同懇親会を開催し、親睦を深めた。
- 2 役員会開催
- 四半期毎を原則として、事業方針の進捗確認および実行状況などを報告してきた。転勤や帰省などで役員の交代や辞退が多く、同窓会継続が困難の時期も何度かあった。
- 3 その他「3年毎の同窓会名簿刊行」
- 個人情報保護法や世情などから、個人情報の名簿記載を望まれない方が増え、同窓会総会決議事項として平成17年を最後に刊行が止まっている。
2 学生会支援
- 1 国家試験対策セミナー
- 検査技師養成科単科の頃も「国家試験(全国平均合格率50%位)」が難しく、同窓会活動として2~3年の間であったが、同窓会主催「国家試験対策セミナー」を母校の教室をお借りして、在校生を対象に汗をかきながら、また科目によっては高名な先生を招聘して開催した。
- 2 学生会の各行事支援
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- 1. 文化祭、体育祭、新人歓迎会、謝恩会等の学生会各行事に夫々の各科に“お祝い”を届け、現在も継続している。
- 2. 文化祭の開催に合わせて、同窓会主催講演会を行ってきた。当初は医療技術業界で高名な先生を招聘していたが25年ほど前から、斯界で活躍している卒業生に依頼し、先輩の体験談・知識技術修得など在校生学生会と距離の近い講演会を構築してきた。
現在の主な同窓会活動
1 同窓会定期総会および役員会開催
現在も伝統を引継ぎ、年に数回の役員会を開催し、同窓生および在校生支援や会報の発刊など精力的に活動を行っている。また、総会は3月末開催から4月上旬開催に変更となったものの、毎年多くの卒業生に出席をいただいている。終了後には懇親会を開き卒業した学科は違えども母校の発展を願いつつ、昔話で大変盛り上がっている。
2 同窓会名簿の管理
同窓会名簿の刊行は休止しているものの、同窓生は年々増え、現在はデジタルデータとして名簿を管理している。平成28年度には東洋公衆衛生学院が50周年を迎えることもあり名簿刊行を予定している。
3 同窓会奨学基金の設立
奨学金基金を設立し、在校生への支援事業として準備を進めている。
4 同窓会講演の実施
同窓会の良き伝統を引継ぎ現在も学院の文化祭にあわせて同窓生による講演を行っている。内容は学術的な話題から社会人としての心得など多岐にわたり、医療の最前線で働いている卒業生の講演は大変貴重で面白いとの学生からの評判も上々である。
役員会の様子